公開日:2020年10月16日 ↺最終更新日:2023年7月26日
こんにちは!あおいです♡
ハイフ(HIFU)は、たるみ治療として
今では、若者にも‟大人気の治療”ですが
「ハイフは老ける」
「質の悪いコラーゲンに変わるから
若いうちにするものじゃない」
なんて、聞き捨てならない言葉を
最近、よく耳にするようになりました。
わたし自身も治療を続けてみて
思うところがあり……
特に若い方には、施術を受ける前に
「ちょっと立ち止まってよく考えてみて。」
と、お節介心で伝えたいことがあるので
この記事を書きました。
高額なお金を払って老けてしまったら勿体ないですもんね
医師の意見を引用させていただきながら
わたし自身の見解もお話させていただくので
ひとつの意見として参考にして貰えたら
幸いです。
ハイフは老ける?!
私がハイフを受けて感じたこと
現在、34歳のわたしですが
25歳をこえたあたりから、当時クリニックの
一押しとして導入されたばかりの「ハイフ」
を何度かおこなってきました。
痩せ型ではありますが
顎下のもたつきが気になっていたことと
30代に向かう前の「たるみ予防」として
考えていたからです。
初回の輪郭の変わりようには本当に感動して
2回、3回……と続けていくうちに
「あれ……?」と。
逆にこけすぎて‟老けている”ことに
気がついてから、ハイフはやめて
少し、静観することにしたんです。
こめかみや頬など、ふくらみがあった方が
若々しく見える部分までこけすぎたことと
顔の肉が縮んで小さくなったぶん
皮膚があまって、笑い皺がもたつくように
なったからです。
(のちに、糸リフト等色々な治療が
必要になりました。)
ハイフの治療を簡単に説明すると
虫眼鏡で太陽の光を集めて
1点に集中させると焦げるじゃないですか。
あの原理でお肉と筋膜を焼いていくんです。
お肉を焼くとギューッと縮みますよね。
(それで小顔になるというわけです)
元の細胞が焼き払われて生まれ変わる際に
新たにコラーゲンも増えてハリも出るよ
という仕組みなのですが……
そのコラーゲンは
元々持っていたコラーゲンより劣る
と言われているんです。
つまり……
まだまだ若い人は元々持っているコラーゲン
のポテンシャルが高いはずなのに
わざわざ、焼き払って
劣化したコラーゲンに変えている
ということ。
この点については
治療の仕組みをよく考えたときに
当初から疑問に思っていたことでしたが
実験的に自分で試したくなる性分で……。
続けてしまった結果ではありますが
これが本当なら、とてもショックです。
わざわざ高いお金を払って
見た目だけでなく、お肌の土台まで
劣化させていたとしたら……。
まだ導入されて間もない治療は
すぐに飛びついてはいけないと思いました。
とある医師の見解
わたしたち素人がその実態を確認することは
なかなか難しいのですが……
美容整形などで確認することのできる
医師がこんな事を言っていました。
照射系治療好きなかたの手術をしていると
パサパサして固くて高齢者ややけど後の
皮膚や皮下組織に似ていると感じることが多いハイフや高周波・レーザーなどを受け続けていると
Ⅲ型コラーゲンの割合が少ない組織や瘢痕が増えて
弾力性・ハリが低下するってことだと思う— 六本木境クリニック (@roppongi_sakai) October 22, 2020
これが事実なら……見逃せないですよね。
あとハイ◯。これは賛否もあって私見だか、私は自分もやらないし、導入もしないが、超音波で焼くわけ。よく例えで「熱い鉄板に生肉を置けば、ジュッとなって縮む」それ続けて大丈夫ですか?と業者さんに突っ込むと答えられない人がいる。せめて業者さんはセールスするなら納得できるよう説明して。結局
— 形成外科医のつぶやき (@hillsclinic) September 29, 2019
こういった美容医療は壮大な治験なのかもしれないな。金の糸など過去にブレークして消えていった治療も多い。
— 形成外科医のつぶやき (@hillsclinic) September 29, 2019
また、この医師の方は仕組みを考えただけで
ご自身でやることも導入もしないと
言っています。
最近では、この医師たちのように
ハイフ自体を疑問視する声も
多く見かけるようになりました。
(逆にハイフ推しの医師もたくさんいらっしゃいます)
ハイフは導入されてから日が浅いので
「ハイフを受け続けた人が
数十年後……どうなったか?」という事が
まだ‟誰にもわからない”段階なんですよね。
ここ数年の中で、続けてきた人達や
その症例を見てきた医師の中で
「ハイフは老ける」という声が
多く上がってきているのは……
スルーできない事実です。
より良い選択を
HIFU/ハイフが流行ってるせいなのか、適応じゃない方がハイフをやってコケて逆に老けている😭
— dr.wakaの美容皮膚科 (@wakaomichi) October 21, 2020
わたしは25歳から数回施術を重ねて
今では34歳ですが、34歳にもなると
逆に顔についてほしいと思うところに
お肉もつきづらくなるので
半ば、後悔しているくらい。
唯一もの救いは、老けていることに
すぐに気がついて一旦‟やめたこと”です。
意外と
肉が縮んで「小顔」になったことばかりに
目がいって、皮膚がたるんでいたり
こけすぎている事に気がついていない方が
多いのではないでしょうか。
ハイフの小顔効果は抜群なので
肉が縮めば皮が余ることは絶対です。
痩せ型の人は適応年齢であっても
頻度や打ち方(全顔ではなく部位を選ぶなど)
は考えなければいけませんし
若すぎる人は間違いなく適応ではありません。
顔のお肉が相当、分厚い人は脂肪が減るので
夢のような施術に感じるかもしれませんが
‟コラーゲンが劣化しているかもしれない”
という点を考えると……
‟どのタイミングで何を取るか”が
大事になってくるような気がします。
間違いなく
10代20代がやるような
施術ではないと思うんですよね。
「今」小顔になりたいのも
「今」輪郭をシュッとさせたいのも
本当によくわかるんですけど……
その先の、もっと年齢的に老けてくるときに
後悔しないよう、よく考えた方がいい
と、経験上思います。
(若いうちに色々やりすぎると
老けるのが本当に早いですよ~。)
※わたしが若い方に問題提起しているのは
打ち方や機械の種類うんぬんではなく
そもそも、コラーゲンが劣化しているかも
しれないという点です。
元々の土台が劣化してくる年齢になってから
適切な打ち方で、適応な方は
検討されるのがいいとわたしは思います。
※ハイフは35歳以上~と
言われている医師が多い印象です。
脂肪が少ない方のハイフのやりすぎは
特に注意が必要だと思いますが
年齢を重ねてくると脂肪が少なくても
たるみは生じてくるので
適応箇所のみ、やりすぎない頻度で
行うのがいいと思います。
(皮下組織が少ない方はハイフはやりすぎない
ほうがいいです。)
最近の傾向
わたしがハイフをしていた頃は
「ハイフの重ね打ち」のように
ショット数が多くて高額なメニューが
目立っていました。
(今の料金に腹が立つくらい高額でした。)
最近では「老ける」という事が
言われはじめているので
ショット数を少なくして価格を落とした
メニューが増え始めてきている気がします。
価格が安いと……
当然、若い方も気軽に施術を受けようと
しますよね。
「タピオカ飲みたい」(←もう古い)
みたいなノリで
「ハイフいきたい」と言っている
若い方がとても多くてびっくりします。
効果がマイルドだと、一気にこける
ということがないので、気づかずに
一生懸命通いたくなっちゃいますよね。
利益主義のクリニックは
‟若くても”‟適応じゃなくても”
お構いなしに治療をするところもあるので
自分の頭でよく考えて
決めた方がいいですよ!
今、小顔になることを取るもよし。
先を見据えるもよし。
さいごに
わたしは、もうこれ以上脂肪を失えない
ので、しばらくは「溶ける糸リフト」や
こつこつ高周波治療などで
老化をゆるやかにしていこうかなぁと
思っています。
(↓追記:現在34歳になる年齢になり
低頻度で、顎下など必要箇所のみ
マイルドなハイフで肉を固めています)
この記事を読んでくださった皆さんが
「ハイフについて」
少しでも考えるきっかけになって貰えれば
こけてしまった私も報われます(笑)
最後まで読んでくださりありがとうございました!