公開日:2021年6月9日 ↺最終更新日:2023年7月26日
こんにちは!あおいです♡
こちらの記事では
「ミラノリピール」についての詳細や
セルフで行う方法まで
丁寧にたっぷりとご紹介しています♡
治療についてすでにご存知の方は
気になる部分だけでも
ご覧になってみてくださいね。
ミラノリピールとは
ミラノリピールについて
‟BioRePeel”はイタリア ミラノ発の
ピーリング剤なので
‟ミラノ・リピール”という名称でも
呼ばれています。
ミラノリピールの方が馴染みあるよね
‟コラーゲンピールを進化させたもの”
と言われることもありますが
コラーゲンピールを作っているメーカー
とは別のベーカーが国際特許技術によって
開発したものです。
コラーゲンピール、ミラノリピール共に
TCA(トリクロロ酢酸)という非常に強い酸
を使用していますが
TCAの効果はそのままに、強い剥離作用
という欠点はそれぞれ違う方法で抑えながら
真皮へと働きかけることができるように
作られた最先端のピーリング剤です。
※TCA・・・ターンオーバーの促進・線維芽細胞の活性化
コラーゲンの産生など
コラーゲンピールは過酸化水素を合わせる
ことによって表皮の剥離は極力減らしながら
真皮へと働きかけるのに対し
ミラノリピールは5種類の酸を使用し
表皮をマイルドに剥離させつつ
真皮へと働きかけるピーリングになります。
ミラノリピールの成分
ミラノリピールの主成分であるTCAの濃度は
コラーゲンピールよりも少し高いのですが
色々な成分を添加させることで薬剤の安定性
を高め、コラーゲンピールよりも痛みは
抑えながら、高い効果が期待できると言われています。
TCA 35%
ラクトビオン酸
サリチル酸
タルトル酸
クエン酸
アミノ酸
ビタミンB・C
TCAなどの活性成分の酸化を防ぐ
肌の水分蒸発を抑え有効成分を浸透させる
皮膚の皮脂膜を回復させ維持する
肌の水和性を増加させる
線維芽細胞を刺激し皮膚の再生を活性化
細胞の代謝を助ける
角質細胞を溶解・剥離させる
細かいシワを減少
ニキビの発生を抑え毛穴を引き締める
嬉しい効果がいっぱい♡
TCAを含めた5種類の酸を使用すること
で、表皮をマイルドに剥離させ
更にアミノ酸やビタミンが加わることで
肌細胞を刺激し、リフトアップ効果や
Ⅲ型コラーゲンを増やして
エラスチンやヒアルロン酸を産生します。
ミラノリピールはボディ用もある!
ミラノリピールにはTCA50%の
ボディ用のピーリングがあります!
お顔用のもので併用しても問題ありませんが
ボディ用を使用すると、しっかり皮むけする
ので、ターンオーバーをより促進できます。
膝・肘・脇などのしつこい黒ずみや
背中・首・手の甲などの広範囲のお手入れ
にもおすすめです。
1瓶 12ml
ミラノリピールを実際に使ってわたしが感じたこと
痛みに関しては(コラーゲンピールよりも)
感じませんでした。
コラーゲンピールもあまり痛くないわたしに
とっては痛みを感じないレベルです(笑)
施術後の赤みは同じようにでましたが
コラーゲンピールでは全く皮むけがない
わたしでも3日後くらいからボロボロと
皮が剥けました。
仕上がりに関しては
コラーゲンピールは術直後からパツーっと
皮膚が張り、ツヤツヤとしてきて
ふっくらとしたツヤ肌になるイメージですが
ミラノリピールは術直後からツヤがでると
いうよりも絹肌のような毛穴の引き締まった
肌になり、皮が剥けきるとツヤっぽくなる
感じがしました。
人によって痛みの感じ方、肌への反応の仕方
効果の感じ方も違うと思います。
ご自分の肌実感を大切にしてください。
わたしはコラーゲンピールの仕上がりが好みです
どちらにしてもピーリングではあるので
他の治療を組み合わせることで
更に効果をひきだしてあげることを
考える方が上手な使い方だと思います♡
痛み PRX-T33 > BioRePeel
皮むけPRX-T33 < BioRePeel
赤み PRX-T33 = BioRePeel
仕上がり PRX-T33 ツヤ肌
仕上がり BioRePeel 絹肌
※コラーゲンピール=PRX-T33
コラーゲンピールとミラノリピールどっちがいいの?
いろいろな観点から個人の感想を
書いています。価格のことなどにも
触れていますので気になる方はどうぞ↓
ミラノリピールのメリット
◎痛みを感じにくい
痛みが苦手な方にとっては、施術の苦痛が
少しでも和らぐのはありがたいですよね!
ただし、ヴェルヴェットスキンなど
ダーマペンと組み合わせた時の痛みは
コラーゲンピールの時とさほど変わりません
のでご注意を!
◎続ければ美肌効果あり
コラーゲンピールと同様
続ける事によって美肌効果を実感できます!
わたし自身も続けることによって皮むけ
による肌荒れも起こりにくくなり
より効果を実感できるようになりました!
ミラノリピール(コラーゲンピール)を
使用している時は「何をやってるの?」と
聞かれやすく、よく肌を褒めてもらえます。
ボディへの施術が特に好きです!
◎薬剤の安定性&価格が安く扱いやすい
1mlあたりの価格はコラーゲンピールよりも
安く、開封前は常温保存が可能なので
購入しやすいのも魅力です。
ミラノリピールのデメリット
△必ず皮むけする
ミラノリピールは必ず皮むけが起きるので
初めての方は特にダウンタイムにご注意
ください。しばらく皮が剥け続けるので
お化粧がのらない日が続きます。
大事な予定の直前の施術は避けましょう!
敏感肌の方は皮むけにより更にお肌が敏感に
なってしまうこともあるので
注意が必要です。
△しっかり混ぜよう!(セルフ向け)
ミラノリピールは親脂相と親水相が
常に分離した状態になっているので
使用する直前にしっかり瓶を振って混ぜて
から使用します。
混ぜ方が甘いと、分離したまま出てきて
しまうので、薬剤の扱い方に注意!
△シリンジで取り出しにくいことも!(セルフ向け)
初回時にインジェクター針を刺して
薬剤を取り出す際
親脂相と親水相を混ぜ合わせる事によって
多少瓶の中に圧がかかる感覚があったり
親脂相が多少ドロっと重ための薬剤なので
インジェクター針が適したサイズでないと
吸いだしにくい事があります。
コラーゲンピールは工作用の針でも
吸い出せることもあると思いますが
ミラノリピールは18G以下の針だと
吸い上げるのは難しいかもしれません。
適したサイズのインジェクター針を
揃えましょう!
ミラノリピールの注意点
日焼けNGです!
皮むけもあり、通常よりも焼けやすく
とても敏感な状態になるので
日焼けを避けられない時の施術は
やめましょう!
このような症状がある方はクリニックで相談してね
・皮膚に炎症がある方
・過度の敏感肌の方
・皮疹・ヘルペス発疹が出ている方
・トレチノイン・ハイドロキノンを使用中
など
施術が出来ない場合があります。
いきなりセルフで行うのはリスクを伴う
こともあるのでまずはクリニックへ!
ミラノリピール 治療ペース
1~2週おきに5回ほど続けてみてください。
その後は、メンテナンスとして
2~4週に1回の施術をおすすめしています。
(レーザーとの併用やヴェルヴェットスキン
などの治療をした場合は1ヵ月以上空けて
くださいね。)
表皮の剥離がある治療になりますので
肌状態をよく観察し
肌トラブルが起きているときなどは
無理に施術を行わないようにしてください。
ピーリングは肌が薄くなる?
結論“適切な頻度”で行えば
むしろ厚くなることが多い✨
薄くなるのは角層なんですポイントは“適切な頻度”
角質も程よい厚さになり
表皮の細胞も元気になる😌
ツヤ感に夢中になってやり過ぎると
表皮まで薄くなって敏感肌に昔に比べたら
大分元気な肌になったと思う✌️ pic.twitter.com/gAspCig1F4— あおい@beautyblog (@sippomarublog) January 3, 2021
これ、わたしのツイートです(笑)
コラーゲンピールを例にしていますが
ミラノリピールも同じ!
大事なのは適切な頻度……!
頻度を守れば真皮がふっくらしてきます。
やりすぎて敏感肌・ビニール肌にならない
ようにお気をつけください。
ミラノリピール セルフで行う方法
はじめに
本来は医療機関で受ける施術ですので
セルフで行う場合は
完全に自己責任になります。
はじめての方は
まずはクリニックで施術を受けることを
おすすめします!
(美容皮膚科などの美容クリニックで
施術を行うことができます。)
(セルフ)ミラノリピールに必要なもの
・シリンジ&インジェクター針
・使い捨てグローブ(推奨)
・洗顔料
・アフターケア製品(WiQoなど)
BioRePeel
個人輸入や海外で購入することができます。
個人輸入代行として国内の通販や
フリマサイトなどでも購入することが
できるようです。
シリンジ&インジェクター針
“BioRePeel”を使用するときに使う
‟スポイト”の役割を果たすものです。
一回で使い切る場合を除き
ゴム蓋はあけずにインジェクター針を刺して
薬剤を取り出しながら使用するため
「シリンジ」と「インジェクター針」が
必要になります。
「シリンジ」はお好きな容量でOK
「インジェクター針」に関しては
針が短すぎると薬剤を取り出しにくいので
38mm以上 1.8Gが適しています。
※多少粘度がある薬剤なので工作用や
100均などで買える化粧品を入れ替える為の
注射器などで、針の穴が細すぎた場合
吸い上げない可能性があります。
衛生面的にも洗って使いまわさずに
使い捨てすることを推奨します。
使い捨てグローブ
素手でやっても問題はないのですが
ミラノリピールはかなり皮が剥けますので
グローブを使う事を推奨します。
(素手でやると指や手のひらの皮が
べろべろに剝けてしまいます)
自分で行う場合は目に薬剤が入ってしまう
可能性があるので
ご自身の手のサイズにぴったりのグローブを
使用してください。
洗顔料
ご自宅にいてメイクをしていない場合でも
必ず洗顔をしてください。
洗顔のあとは水気をしっかり拭き取ることを
忘れずに!施術前に肌をアルコール消毒する
必要はありません。
洗顔料はお手持ちのものでOKです。
アフターケア
コラーゲンピールと同様
ワイコとの併用がおすすめです♡
仕上がりが違うので、余裕があるときは
ぜひ、揃えて使ってみて下さい。
購入できない場合も
保湿をたっぷりするようにして下さいね。
成長因子入りの美容液(フィロルガなど)
もおすすめです。
- 「BioRePeel」約¥6000~10000
- シリンジ約480円(1本48円)
- インジェクター針約¥1,498(1本約15円)
- グローブ約¥1,900(1枚約19円)
- 洗顔料(お手持ちのものでOK)
- アフターケア製品
WiQo各約¥10,000
フィロルガ約¥7,800
一回あたりのお値段はかなりお安く
できます!
クリニックと同じように施術をする為の
アイテムを全て揃えると
初期費用は少しかかりますが
一度揃えてしまえば1回あたりのコストは
とてもお安くすることができます♡
セルフミラノリピール‟BioRePeel”の使用手順
STEP① 洗顔
メイクや皮脂汚れをしっかり落として
水気を拭き取ってください。
必要なものを全て手元に揃えてから
レッツスタート♡
STEP② バイアル瓶をあける
BioRePeelのバイアル瓶の
蓋の中央の丸い部分を折り曲げ
上に引っ張るように持ち上げて外します。
やり方がわからない方は
こちらの記事を参考にしてみてください↓
STEP③ 親脂相と親水相をしっかり混ぜる
シリンジで吸い上げる直前に
しっかり瓶を振って親脂相と親水相を
混ぜ合わせましょう!
混ぜ方が甘いと分離したままの薬剤が
出てきてしまうので要注意!
STEP④ シリンジで薬剤を吸い上げる
ゴム蓋の中心に針を刺して
シリンジで必要な量を取り出します。
STEP⑤ 薬剤塗布
シリンジから直接薬剤を顔に垂らし
(手元がもたつく方は清潔な容器に移して
から手で塗るのもOK)
指がすべる程度の量を薄く塗りながら
顔の場合、皮脂の出やすいTゾーン(額・鼻)
⇒頬⇒顎の順に、ゆっくり優しく円を描く
ようにマッサージしていきます。
数分間マッサージを続け
(5分以上の継続はお肌に負担がかかる為
おすすめしません。)
水~ぬるま湯で洗い流します。
※直後は赤みがでる場合がありますが
すぐに落ちつきます。
ミラノリピール単体の場合
我慢できないほど灼熱感を感じる事は
ないと思います。
STEP⑥ 仕上げ(保湿)
コラーゲンピールと同様
WiQoとの併用がおすすめです。
施術直後はWiQo保湿クリームのみ。
施術翌日の夜からWiQo美容液を
使用できます。
WiQoについての詳細はこちらの記事を
ぜひ参考にしてみてください。
ミラノリピール 気になるダウンタイム経過は?
ミラノリピールのダウンタイムが気になる方
のために、経過メモを共有させて頂きます!
直後:赤み若干でるがすぐに引いた
施術後の肌:すべすべ
翌日:すべすべ 変化なし
2日目:すべすべ 変化なし
3日目:鼻先が少し皮むけ
4日目:少しずつもさもさ所々皮むけ
5日目:洗顔時ポロポロむける
6日目:洗顔時ポロポロむける
7日目:洗顔時ポロポロむける
8日目:洗顔時ポロポロむける
9日目:一部まだざらついてるがツルツル
10日目:一部まだざらついてるがツルツル
11日目:ツヤツヤ
個人差はあると思いますが
3日目くらいから1週間くらいかけて
皮むけがあります。
わたしの場合
コラーゲンピールを年単位で続けているので
ミラノリピールの皮むけも軽度です。
はじめての方はビックリするくらい
べろべろにむけると思っておいてください。
この間、メイクをせずに
クレンジングなども使用していないので
メイクをする方はもう少し皮むけが早く
終わるかもしれません。
(私は10日前後で綺麗になるイメージです)
参考にしてみてください。
まとめ
コラーゲンピールよりも痛みが少ない
ミラノリピールは
コラーゲンピール同様大人気の治療です!
ぜひ回数を重ねて
肌質を根本から改善してみてください♡
もっと詳しく解説してほしいことなど
ございましたら
お気軽にお問い合わせよりご連絡ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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