公開日:2021年6月9日 ↺最終更新日:2024年11月30日
※記事内に広告が含まれています。
こんにちは!あおいです♡
こちらの記事では‟ミラノリピール”を個人輸入し、セルフでミラノリピールを行う方法を詳しく解説しています。
まずはじめに
今現在、円高の影響で個人輸入の価格も当時より高くなっており、今ではセルフで行うメリットがあまりありませんが、それでもミラノリピールに関しては、クリニックで行うボディ用のピーリングは今でもかなり高額なため、ご事情などでご自宅で行いたい方、少しでも価格を抑えたい方の需要にお応えし、詳しく施術方法を解説しています。
※クリニックでの施術経験があり、自己責任で行える方のみご参考になってください。
Xのフォロワーさんにのみ個人輸入先もお伝えできます。
できればミラノリピールという施術はどういうものなのか、まずはよくお読みになってから施術を行ってください。
すでにご存知の方は目次よりどうぞ。
ミラノリピールとは
ミラノリピールについて
‟BioRePeel”はイタリア ミラノ発のピーリング剤なので、‟ミラノ・リピール”という名称でも呼ばれています。
ミラノリピールの方が馴染みあるよね
‟コラーゲンピールを進化させたもの”と言われることもありますが、コラーゲンピールを作っているメーカーとは別のメーカーが国際特許技術によって開発したものです。
コラーゲンピール、ミラノリピール共にTCA(トリクロロ酢酸)という非常に強い酸を使用していますが、TCAの効果はそのままに、強い剥離作用という欠点はそれぞれ違う独自の方法で抑えながら、真皮へと働きかけることができるように作られた最先端のピーリング剤です。
※TCA・・・ターンオーバーの促進・線維芽細胞の活性化コラーゲンの産生など
コラーゲンピールは過酸化水素を合わせることによって、表皮の剥離は極力減らしながら真皮へと働きかけるのに対し、ミラノリピールは5種類の酸を使用し、表皮をマイルドに剥離させつつ真皮へと働きかけるピーリングになります。
ミラノリピールの成分
ミラノリピールの主成分であるTCAの濃度はコラーゲンピールよりも少し高いのですが、色々な成分を添加させることで薬剤の安定性を高め、コラーゲンピールよりも痛みは抑えながら、高い効果が期待できると言われています。
TCA 35%
ラクトビオン酸
サリチル酸
タルトル酸
クエン酸
アミノ酸
ビタミンB・C
TCAなどの活性成分の酸化を防ぐ
肌の水分蒸発を抑え有効成分を浸透させる
皮膚の皮脂膜を回復させ維持する
肌の水和性を増加させる
線維芽細胞を刺激し皮膚の再生を活性化
細胞の代謝を助ける
角質細胞を溶解・剥離させる
細かいシワを減少
ニキビの発生を抑え毛穴を引き締める
嬉しい効果がいっぱい♡
TCAを含めた5種類の酸を使用することで表皮をマイルドに剥離させ、更にアミノ酸やビタミンが加わることで肌細胞を刺激し、リフトアップ効果やⅢ型コラーゲンを増やしてエラスチンやヒアルロン酸を産生します。
ミラノリピールはボディ用もある!
ミラノリピールにはTCA50%のボディ用のピーリングがあります!個人輸入するならボディ用、とてもおすすめです。
お顔用のものでされても問題ありませんが、皮むけの反応があまりなかったりします。ボディ用を使用するとしっかり皮むけするので、黒ずみを解消したい場合など、ターンオーバーをより促進できます。
膝・肘・脇などのしつこい黒ずみや、背中・首・手の甲などの広範囲のお手入れにもおすすめです。
1瓶 12ml
ミラノリピールを実際に使ってわたしが感じたこと
痛みに関しては(コラーゲンピールよりも)感じませんでした。コラーゲンピールもあまり痛くないわたしにとっては痛みを感じないレベルです(笑)
施術後の赤みは同じようにでましたが、コラーゲンピールでは全く皮むけがないわたしでも3日後くらいからボロボロと皮が剥けました。
仕上がりに関しては、コラーゲンピールは施術直後からパツーっと皮膚が張り、ツヤツヤとしてきてふっくらとしたツヤ肌になるイメージですが、ミラノリピールは施術直後からツヤがでるというよりも絹肌のような毛穴の引き締まった肌になり、皮が剥けきるとツヤ肌になる感じがしました。
人によって痛みの感じ方、肌への反応の仕方、効果の感じ方も違うと思います。
ご自分の肌実感を大切にしてください。
わたしはコラーゲンピールの仕上がりが好みです
どちらにしてもピーリングではあるので、他の治療を組み合わせることで更に効果をひきだしてあげることを考える方が上手な使い方だと思います♡
痛み PRX-T33 > BioRePeel
皮むけPRX-T33 < BioRePeel
赤み PRX-T33 = BioRePeel
仕上がり PRX-T33 ツヤ肌
仕上がり BioRePeel 絹肌
※コラーゲンピール=PRX-T33
コラーゲンピールとミラノリピールどっちがいいの?
いろいろな観点から個人の感想を書いています。価格のことなどにも触れていますので気になる方はどうぞ↓
ミラノリピールのメリット
◎痛みを感じにくい
痛みが苦手な方にとっては、施術の苦痛が少しでも和らぐのはありがたいですよね!
ただし、ヴェルヴェットスキンなどダーマペンと組み合わせた時の痛みは、コラーゲンピールの時とさほど変わりませんのでご注意を!
◎続ければ美肌効果あり
コラーゲンピールと同様、続ける事によって美肌効果を実感できます!
わたし自身も続けることによって皮むけによる肌荒れも起こりにくくなり、より効果を実感できるようになりました!
ミラノリピール(コラーゲンピール)を使用している時は「何をやってるの?」と聞かれやすく、よく肌を褒めてもらえます。
ボディへの施術が特に好きです!!
◎薬剤の安定性&価格が安く扱いやすい
1mlあたりの価格はコラーゲンピールよりも安く、開封前は常温保存が可能なので購入しやすいのも魅力です。
ミラノリピールのデメリット
△必ず皮むけする
ミラノリピールは必ず皮むけが起きるので、初めての方は特にダウンタイムにご注意ください。しばらく皮が剥け続けるのでお化粧がのらない日が続きます。大事な予定の直前の施術は避けましょう!
敏感肌の方は皮むけにより更にお肌が敏感になってしまうこともあるので注意が必要です。
△しっかり混ぜよう!(セルフ向け)
ミラノリピールは親脂相と親水相が常に分離した状態になっているので、使用する直前にしっかり瓶を振って混ぜてから使用します。
混ぜ方が甘いと、分離したまま出てきてしまうので、薬剤の扱い方に注意!
△シリンジで取り出しにくいことも!(セルフ向け)
初回時にインジェクター針を刺して薬剤を取り出す際、親脂相と親水相を混ぜ合わせる事によって
多少瓶の中に圧がかかる感覚があったり、親脂相が多少ドロっと重ための薬剤なのでインジェクター針が適したサイズでないと吸いだしにくい事があります。
コラーゲンピールは工作用の針でも吸い出せることもあると思いますが、ミラノリピールは18G以下の針だと吸い上げるのは難しいかもしれません。
適したサイズのインジェクター針を揃えてみてください。
ミラノリピールの注意点
日焼けNGです!
皮むけもあり、通常よりも焼けやすくとても敏感な状態になるので、日焼けを避けられない時の施術はやめましょう!
このような症状がある方はクリニックで相談してね
・皮膚に炎症がある方
・過度の敏感肌の方
・皮疹・ヘルペス発疹が出ている方
・トレチノイン・ハイドロキノンを使用中
など
施術が出来ない場合があります。いきなりセルフで行うのはリスクを伴うこともあるのでまずはクリニックへ!
ミラノリピール 治療ペース
1~2週おきに5回ほど続けてみてください。その後は、メンテナンスとして2~4週に1回の施術をおすすめしています。
レーザー治療などをした場合は1ヵ月以上空けてくださいね。
表皮の剥離がある治療になりますので、肌状態をよく観察し、肌トラブルが起きているときなどは
無理に施術を行わないようにしてください。
ピーリングは肌が薄くなる?
結論“適切な頻度”で行えば
むしろ厚くなることが多い✨
薄くなるのは角層なんですポイントは“適切な頻度”
角質も程よい厚さになり
表皮の細胞も元気になる😌
ツヤ感に夢中になってやり過ぎると
表皮まで薄くなって敏感肌に昔に比べたら
大分元気な肌になったと思う✌️ pic.twitter.com/gAspCig1F4— あおい@beautyblog (@sippomarublog) January 3, 2021
これ、わたしのツイートです(笑)
コラーゲンピールを例にしていますが、ミラノリピールも同じ。
大事なのは適切な頻度……!
頻度を守れば真皮がふっくらしてきます。やりすぎて敏感肌・ビニール肌にならないようにお気をつけください。
ミラノリピール セルフで行う方法
※注意
本来は医療機関で受ける施術ですので、セルフで行う場合は完全に自己責任になります。何度も言いますが、はじめての方はまずはクリニックで施術を受けることをおすすめします。
(セルフ)ミラノリピールに必要なもの
・シリンジ&インジェクター針
・使い捨てグローブ(推奨)
・洗顔料
・アフターケア製品(WiQoなど)
BioRePeel
個人輸入や海外で購入することができます。
個人輸入代行として国内の通販やフリマサイトなどでも購入することができるようです。
シリンジ&インジェクター針
“BioRePeel”を使用するときに使う‟スポイト”の役割を果たすものです。
一回で使い切る場合を除き、ゴム蓋はあけずにインジェクター針を刺して薬剤を取り出しながら使用するため「シリンジ」と「インジェクター針」が必要になります。
「シリンジ」はお好きな容量でOK。「インジェクター針」に関しては、針が短すぎると薬剤を取り出しにくいので、38mm以上 1.8Gが適しています。
※多少粘度がある薬剤なので、針の穴が細すぎる場合、吸い上げない可能性があります。
衛生面的にも洗って使いまわさずに使い捨てにしてください。
使い捨てグローブ
ミラノリピールはかなり皮が剥けますのでグローブを使う事を推奨します。(素手でやると指や手のひらの皮がべろべろに剝けてしまいます。)
自分で行う場合は目に薬剤が入ってしまう可能性があるので、ご自身の手のサイズにぴったりのグローブを使用してください。
洗顔料
ご自宅にいてメイクをしていない場合でも、必ず洗顔をしてください。
洗顔のあとは水気をしっかり拭き取ることを忘れずに!施術前に肌をアルコール消毒する必要はありません。
洗顔料はお手持ちのものでOKです。
アフターケア
コラーゲンピールと同様、ワイコとの併用がおすすめです。仕上がりが違うので、余裕があるときはぜひ、揃えて使ってみて下さい。
購入できない場合も
保湿をたっぷりするようにして下さいね。
成長因子入りの美容液(フィロルガなど)もおすすめです。
- 「BioRePeel」約¥6000~10000
- シリンジ約398円(1本40円)
- インジェクター針約¥1,990(1本約20円)
- グローブ約¥2,800(1枚約30円)
- 洗顔料(お手持ちのものでOK)
- アフターケア製品
WiQo各約¥10,000
フィロルガ約¥7,800
一回あたりのお値段はかなりお安くできます!
クリニックと同じように、施術をする為のアイテムを全て揃えると初期費用は少しかかりますが、一度揃えてしまえば1回あたりのコストはとてもお安くすることができます。
セルフミラノリピール‟BioRePeel”の使用手順
STEP① 洗顔
メイクや皮脂汚れをしっかり落として水気を拭き取ってください。
必要なものを全て手元に揃えてから、レッツスタート♡
STEP② バイアル瓶をあける
BioRePeelのバイアル瓶の蓋の中央の丸い部分を折り曲げ、上に引っ張るように持ち上げて外します。
やり方がわからない方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
STEP③ 親脂相と親水相をしっかり混ぜる
シリンジで吸い上げる直前にしっかり瓶を振って、親脂相と親水相を混ぜ合わせましょう!
混ぜ方が甘いと分離したままの薬剤が出てきてしまうので要注意!
STEP④ シリンジで薬剤を吸い上げる
ゴム蓋の中心に針を刺してシリンジで必要な量を取り出します。
STEP⑤ 薬剤塗布
シリンジから直接薬剤を顔に垂らし(手元がもたつく方は清潔な容器に移してから手で塗るのもOK)指がすべる程度の量を薄く塗りながら、顔の場合、皮脂の出やすいTゾーン(額・鼻)⇒頬⇒顎の順に、ゆっくり優しく円を描くようにマッサージしていきます。
数分間マッサージを続け(5分以上の継続はお肌に負担がかかる為おすすめしません。)水~ぬるま湯で洗い流します。
※直後は赤みがでる場合がありますが、すぐに落ちつきます。
ミラノリピール単体の場合、我慢できないほど灼熱感を感じる事はないと思います。
STEP⑥ 仕上げ(保湿)
コラーゲンピールと同様、WiQoとの併用がおすすめです。
施術直後はWiQo保湿クリームのみ。施術翌日の夜からWiQo美容液を使用できます。
WiQoについての詳細は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
ミラノリピール 気になるダウンタイム経過は?
ミラノリピールのダウンタイムが気になる方のために、経過メモを共有させて頂きます!皮むけのタイミングなど参考にしてみてください。
直後:赤み若干でるがすぐに引いた
施術後の肌:すべすべ
翌日:すべすべ 変化なし
2日目:すべすべ 変化なし
3日目:鼻先が少し皮むけ
4日目:少しずつもさもさ所々皮むけ
5日目:洗顔時ポロポロむける
6日目:洗顔時ポロポロむける
7日目:洗顔時ポロポロむける
8日目:洗顔時ポロポロむける
9日目:一部まだざらついてるがツルツル
10日目:一部まだざらついてるがツルツル
11日目:ツヤツヤ
個人差はあると思いますが、3日目くらいから1週間くらいかけて皮むけがあります。
わたしの場合、コラーゲンピールを年単位で続けているのでミラノリピールの皮むけも軽度です。はじめての方はビックリするくらいべろべろにむけると思っておいてください。
この間、メイクをせずにクレンジングなども使用していないので、メイクをする方はもう少し皮むけが早く終わるかもしれません。(私は10日前後で綺麗になるイメージです)
参考にしてみてください。
まとめ
コラーゲンピールよりも痛みが少ないミラノリピールは、コラーゲンピール同様大人気の治療です!
ぜひ回数を重ねて肌質を根本から改善してみてください。
もっと詳しく解説してほしいことなどございましたら、お気軽にお問い合わせよりご連絡ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
人気ブログランキング